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予定外の山菜採り

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今は昔、じゃなかった、今日は竹細工の先生に案内して頂き、ほぼ1年ぶりの竹切りに行った。志賀高原は高天ヶ原から、湯田中・渋温泉に至る未舗装の山道を下りながら、野山にまじりて竹を取りつつ・・・、山菜も採ってきた。 80歳になる先生は山野草に恐ろしく詳しく、ちょっとやそっとの山菜図鑑には載っていないものも含め、あらゆる山菜を知っている。素人目にはそっくりな山野草も多々あるなか、名前はもちろん、食用か否か、そしてどう料理すればうまいかをご存知でいらっしゃる。 いるだけの根曲がり竹を切ったら、残りの道中は気づいたら先生による山菜レクチャーを受けていた。先生は車窓から目敏く山菜を見つけては、時々車を止めて採りに行く。山菜を摘み取りながら、これは何々、あれは何々と、畳み掛けるように名前をおっしゃるので、私は声に出して繰り返しながら、懸命に頭に詰め込んだ。というかもういくつか忘れている。 コゴミとタラの芽とゼンマイくらいしか分からない私には、9割が初めて聞く山菜だった。 例えばこれ、キヨタキシダ 先生は矢継ぎ早に山菜を摘み取って渡して下さるので、私はかぶっていた帽子にそれを入れていった。たくさん生えていたのだが、私は一人暮らしで手の込んだ料理もしないので、もちろんほんの少しづつだけ。 採ってきた山菜は、以下の通り。コシアブラとマタタビ以外、聞いたこともアリマセン。 ・ミヤマイラクサ(シソの仲間)・キヨタキシダ・ナルコユリ・コシアブラ・ハナイカダ・ハリギリ(アクがあってタラの芽に似ているので、俗称アクダラ)・マタタビ キヨタキシダとミヤマイラクサは比較的量を採って、しかも茹でるだけでもうまいと聞いたので、帰宅して早速調理した。とれたて3時間の贅沢である。 ミヤマイラクサ(左)とキヨタキシダのお浸し 2種類ともアクがないので、塩をひとつまみ入れた熱湯で4、5分茹でた後、水で洗うだけでOK。あとは鰹節をのせて醤油をたらせばで最高のツマミになる。お好みで辛子醤油もいいそうだ。一人で食べるのも寂しかったので、会社まで走っておすそ分けした。 おまけ:初めて見た一人静