『ハイ・コンセプト』・『日本の職人』・『装丁』

9月に入って読んだ3冊。

ダニエル・ピンク(大前研一訳)(2006)『ハイ・コンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代』三笠書房
Daniel H. Pink. (2005). A Whole New Mind. Riverhead Books.
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 [単行本] / ダニエル・ピンク (著); 大前 研一 (翻訳); 三笠書房 (刊)

去年の夏に読んだ『プレゼンテーションzen』で著者が絶賛しており気になっていたのを、ようやく読んだ。アルビン・トフラーの唱えた『第三の波』(これも去年読んだ!)に続く「第四の波」を生き抜くための、6つの感性を説く。いわゆる自己啓発、またはビジネス本。私の読まないタイプの本。

吉田光由(2013)『日本の職人』講談社学術文庫
日本の職人 (講談社学術文庫) [文庫] / 吉田 光邦 (著); 講談社 (刊)

1976年発行のものを文庫化。ICU図書館の新刊書籍棚で出会う。素晴らしい、素晴らしい。

松山猛(編)(1998)『日本の名随筆 別巻87 装丁』作品社
装丁 (日本の名随筆) [単行本] / 松山 猛 (編集); 作品社 (刊)

これもなかなか良い。短いのがたくさん集まっていて、出会いが多いのがいい。

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