タイの少数民族の村で教会の床を作るワークキャンプ(14日)

10日 出発とパヤップのお出迎え
14日 ワーク
19日 機内泊)

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ワーク

基本のスケジュールは昨日と同じだ。チャボの鳴き声を聞きながら朝早く起き、礼拝をし、朝ごはん。

私たちはこの日の朝ごはん後の皿洗い担当だったので、大量の食器を洗った。タイの衛生環境には慣れたが、皿洗いはまだちょっと心配だった。屋外、地面、汚れた水。食器は4段階で汚れを落としていったが、皿洗いの間、水はあまり換えなかったので、とても汚れていた。よくこれで食中毒が出なかったものだ。

そういえば、皿洗い場あたりに捨てられた残飯は、犬が食べていた。いい循環だとは思うけど、お前たち、それ洗剤にまみれているぞ。

午前のワーク中、カレン出身のPYU生のドイに、カレン語の1から10を教えてもらった。ター[tə:]、キー[ki:]、サ[sə]、ルイー[lɯi:]、ゼ[ze]、クー[ku:]、ヌイー[nɯi:]、コー[ko:]、クイー[kɯi:]、ターシ[təʃi]!(IPAは私の解釈で付けてみた。)タイ語とも全然違った! 3「サ」が日本語や中国語やタイ語と似ているかも。

私も、お返しにドイとエリックに日本語の1から10を教えてあげた。2人とも上手。でも「ろく」と「はち」が二人ともなかなか覚えられなかったようだ。

昼食後、村のおじさんたちの気まぐれで、カレンの音楽を披露してくれた。鉦と鼓と小さいシンバルで、シンプルなリズムを刻んだ。おめでたいときに演奏するそうだ。

教会の床は今日で8割ほど終わった。順調だ。


夕方以降

今日も晩ごはんはホストファミリーの家でだ。今日は生魚6匹、鶏肉、白菜、インゲンなどが配られた。私は、鶏肉を骨から切り離して細かく切ったり、ニンニクの皮を向いたりした。ヌックとクワンの鍋さばきのもと、出来上がったのは魚の素揚げ、鶏肉と野菜の炒めものなど。

7時半からのレク&夜礼拝は、ICU進行。「かえるの歌」をみんなで輪唱したり、ゲームをしたりした。賛美歌を歌ったり、お話を聞いたりした。

それも、9時過ぎに終わり、懐中電灯を点けながら暗い夜道を家まで歩いた。道すがら、もう5日経ってしまったと、ICUの先輩のルームメイトと話していた。

夜はTシャツでは結構寒いくらいに冷えたのだが、思い切って10時前にシャワーを浴びることにした。(5人もルームメイトがいると、全員が夕方に浴びるのはなんだかんだ難しかった。)だが夕方に入っても夜に入っても、あんまり変わらないと知った。いつ浴びても、苦行のような水の冷たさは変わらなかった。でも、なんとなく少し慣れた気がした。もう2週間くらい滞在したら、完全に慣れたかもしれない。

ワークキャンプの折り返し地点だ。ナラゲー(カレン語で「おやすみ」)。

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