「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。」で感化される

私はここ1、2年、書店で本をほとんど買っていませんが、ICUの三省堂書店(驚くなかれICUに生協は無い。)は知的な本や学生向けの本が揃えられていて、とても好きです。(これはどこの大学生協でも同じだろうけど。)

その三省堂で先日、私の目に飛び込んできたのが、人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。 [単行本(ソフトカバー)] / 千田 琢哉 (著); 日本実業出版社 (刊)です。



まず、著者がすごい。高校まで漫画以外の本を1冊たりとも読んだことが無かったのに、大学に入って、あることをきっかけに狂ったように本にのめり込み、以来1万冊もの本を読んできたという信じられない来歴の持ち主です。よほど買いたいと思いましたが、結局2回の立ち読みだけで読破してしまいました。書かれているのは、乱読のすすめ80個です。そのくらいなら私だって立ち読みで読み切れます。

私の読書の量や質なんて大したことありませんが、これを読んで読書へのモチベーションが上がりましたし、読書が好きでよかったと強く思いました。私の心を動かしてくれた著者に感謝です。ただ、著者に申し訳ないのは、本書に「少しでも興味がある本は迷わず買え」とあったのに、肝心の本書を、迷った挙句買わなかったことです。図書館で満足している私をどうかお許し下さい。

もし私が今よりたくさん本を読むなら、ブログに紹介している暇も無いだろうし、ブログにだらだら書いている時間も惜しい気がしたので、今後は本の記事は短めでいこう。

著者、千田琢哉のウェブサイトはこちら

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