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7月, 2011の投稿を表示しています

もしも19歳の男が藁で草履を作ったら(もしわら)

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やることはいっぱいあるんですけど、私の暇さ加減が如実に出ました。 草履を作ることによって 。 いや本当に、どう使うかもはっきり決めていなかったのに、気付いたら作ろうと思い立っていて、で、作ってしまいました。 草履を 。 ですが無から有は生まれません。思い立ったにも一応理由はあります。面倒臭いですが、草履を作ろうと思い立った背景を分析して列挙してみると…。過去に2度、布草履を作ったことがあったから。(記事になってます。 1回目は2007年 、 2回目は2009年 。) 東京のアパートで履く夏用の履物(スリッパ)が欲しかったから。でも、外でも草履は履きたかった。あと過去に作った布草履は、柔らかくてすこぶる履きにくかったから。それにわらでできた草履こそ王道だし。粋だし。夏だし。家にわらあったし。 そこで、東京に戻る前にとっとと作らねばと、25日、朝よりせっせと作り始めました。 作り方を説明するほど暇でもないので、参考にしたウェブサイトを紹介します。後者は2度の布草履作りのときにもお世話になりました。 南山大学人類学博物館 館報 第25号 藁草履をつくる 【彫金教室Argento】フリースで作る布ぞうりの作り方 作っている途中です。この木の器具は母が布草履を作ったときに作ったそうです。 はい、5日かけてゆっくりやりましたけど、なんやかんやで完成。 以外にも簡単で、布草履より簡単でした。布草履は編み始めるまでの準備に時間がかかりますが、普通の草履は基本的にわらだけがあればいいので。まあ縄がなえないと難しいですが。履き心地は良好です。スリッパ代わりにしようかと思っています。

車を学ぶこと二十有余日にして、終に

夏休みのノルマが1つ達成されました。 7月2日に入校してから、休日も含め26日目の今日、 とうとうめでたく運転免許を手にしました!! つきどりさんからおととい「仮免とれた?」というコメントをもらいましたが、私は夏休みの短期コースだったので既に本当の免許を皆伝されました。 長くて短い26日間でした。今日の免許センターでの試験、手続も含め、自動車学校での教習は、私にとって基本的に楽しみがありませんでしたねえ。朝の7時台起きが何日もあったのはきつかったです。技能教習はいつでも緊張しっぱなしで、乗るのは億劫だし乗った後はくたびれちゃって。やっぱり車は怖い! 昨日の卒業検定ではテンパって、いつもはしないミスをしてしまいました。(そのときは直ちに状態を元に戻して無かったことにしたので減点は免れました。)ただ免許を手にし、全部終わった安堵で、早くも記憶が美化され始めていますけど。 これから運転しなきゃ上達しないんでしょうけど、今のところ自ら運転するような計画はありません。もうすぐ家族を離れて東京に戻ってしまうので、ますます運転をしないでしょう。 上達したいという気持ちと、車にまったく興味がないという気持ちの間に板挟みになっている状態です。

私と「老人と海」とヘミングウェイと、地デジと

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7月24日、とうとう44都道府県で地デジに完全移行しました! テレビに関して、こんな大転換が今まであったでしょうか。カラーテレビの到来や、衛星放送の開始や、薄型テレビの到来などより大きな事件ではないかと私は思っています。1953年のテレビ放送開始以来58年続いてきたアナログ放送が、全く見られなくなるわけですから、そういう点で記念すべきときです。 私はこの歴史的瞬間を見逃すまいと、27時間テレビの「笑っていいとも」の、カウントダウンを見ました。(ノ´д` あと、地デジへの移行によりテレビ欄のGコードが無くなりました。さぞかしテレビ欄がすっきりするだろうと思って24日の新聞を見たら、以外に印象は変わりませんでした。 さて、今日の本題は地デジじゃなくて、ヘミングウェイの中編「老人と海」です。 老人と海 (新潮文庫) [文庫] / ヘミングウェイ (著); Ernest Hemingway (原著); 福田 恆存 (翻訳); 新潮社 (刊) いつかこのブログでもさらっと言いましたが、ICUの英語の授業でこの原典”The Old Man and the Sea”を読みました。英文学の勉強というわけではなくて、小説の読み方を学ぶための読解でした。 The Old Man and the Sea [ペーパーバック] / Ernest Hemingway (著); Scribner (刊) そこで、この作品を深く読み込んだわけだし、それに細々と分からない部分もあったので、おととい日本語訳の「老人と海」を借りてきて読みました。英語と日本語の2か国語で同じ本を読んだのはこれが初めてでした。原典を訳者がどう訳したのか見てみるのも面白いですね。 「老人と海」は、漁師サンティアゴが、長い不漁が続きながらも、苦闘の末大物をしとめ、そして港に帰るという、構成としてはとてもシンプルながら、自然の圧倒的な強さと、それに立ち向かう人間の小ささが描かれています。 最近の改訳は昭和54年。日本語がやや古いです。 最後に。原典と日本語訳を読んでみて初めてわかるある事実にも、めぐり合うことができました。つまり、恐れ多くも誤訳らしきものを見つけました。aloudの訳が、ことごとく「大声で」になっていました。ここは「声に出して」だと思うんですけど…。どうなんでしょう。

本に熱中したからといって、熱中症にはならない

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誰もいない2階のロビーの窓際の席に座り、ページを繰る。朝の8時前。本の世界に入っていく。数十分後、時間が迫ってきたので、1階の受付で券を出したが、続きが気になるので時間の許す限り、また読み始める。短編だったので、ちょうど車へ向かおうというときに読み終えた。 ****** いやー。久しぶりに小説読みました。 大学が始まってから、忙しいと言い訳をして全然読んでいませんでした。まあ授業で英語の中編は読みましたが、あれは読書って感覚じゃありませんでしたからね。えーと、調べると前回本を読んだのが5月初めなので、2か月半ぶりですね。(意外に最近だった…。) おととい、雨だったので、自動車教習所へ父が送ってくれたのですが、父の都合上いつもより40分は早く教習所に着きました。しかしあまりの早さに慌てて、その長い時間に暇をつぶすものを忘れたことに気づきました。それを父に伝えたら、かばんから出して渡してくれたのが、伊坂幸太郎の フィッシュストーリー (新潮文庫) [文庫] / 新潮社 (刊) でした。ちなみにいつもの教習所での暇つぶしは、タイ語の練習と決めていました。 それで読んでみたら、結構面白かったというわけです。教習所で3分の1くらい読んで、帰ってきて、せっかくなので残りも全部ぶわーっと読んでしまいました。ちなみに、私の家の者は伊坂幸太郎を何気なく結構読むのですが、私が読んだことがあるのは 陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫) [文庫] / 伊坂 幸太郎 (著); 祥伝社 (刊) だけでした。 本作に収められた4つの中短編のうち、一番面白かったのは、迷わず表題作の「フィッシュストーリー」です。3編目のこの作品を読み終わった瞬間、4編目を読もうとページをめくる手を止め、目をつむり、思わず左手で顔を覆い、嘆息して、物語の情景をおさらいしながらしばらく感慨にふけっていました。 こういう感動が得られるから本てすごいんですよね。しばらく本を読んでいないとこの醍醐味忘れちゃうもんね。 この夏休み、本を読むことも目標にしています。

新国家誕生! 南スーダン共和国

1日乗り遅れてしまいましたが、2011年7月9日(昨日)、新国家、南スーダン共和国が建国されましたね!!! ざっくり言えばアフリカ系キリスト教徒が主流の南部が、アラブ系イスラム教徒が主流の北部から選挙により独立したということで、「アフリカ最長」と言われていたらしい内戦に、形式上の終止符を打ったようです。不勉強な私はスーダンについて人並みの知識しか持っていないのですが、2大勢力の長期間の対立が、分裂という形で解消することには賛成です。大統領に就任したサルバ・キール氏は身長約2mの長身、ブッシュ前大統領からもらったカウボーイハットがトレードマークです。 ただし、これで問題はすべて解決ではありません。例えば、南北国境付近の石油資源をめぐってはいつ衝突が起きてもおかしくない状況です。未画定の国境も2か所あります。あと、私がスーダンの内戦で知っていたのは西部のダルフール紛争の方でしたが、これは未解決です。 分裂後もスーダン事情には気を抜けない状況が続きそうです。 ちなみに、おとといまでスーダンはアフリカ最大の国(250万平方km)でしたが、分裂により、最大の国の地位はアルジェリア(238万平方km)に譲られました。 参考:読売新聞(2011年7月8日付)等 ****** 追記:もう6日前のことですが、右下の親知らずを抜きました。 3月に左下を抜いたときは 出血がひどかったのですが、今回は抜きやすかったのか、血は数時間で止まりました。